いつだろう、、
漁師であった彼女のお父様は海で
亡くなった
漁師であった私の祖父は海で
片足を失くした
大きなお魚が釣れたら
外の大きなまな板でお刺身にする
磯場でブルマのみを身につけて
貝や海藻をとり仕分けをする
冷たく
熱い
海の仕事
重なる生いたちは 何かを通わせた
歯の根も合わないほどの冷たさも
積み重ねたことが一瞬で消えることも
知っている
けれど
歯の根が合うほどの悦びも
想いや愛は何より変わらなく強いことも
知っている
そして
いま 私達は生きている
あたたかい
どこが
だれが
なにが
ではなく
どこで
だれと
なにを
それはいつも本気で
教わった身体に染み込んでいる流れを
大きくみて
感じとる
これからだって、変わっていく
つながって
つづいて
命
女性の美
男性の美
軸は時空を超えて
形を超えたからこそ
見える景色
私達は
希望で信頼で
いつもこの瞬間にいて
笑っていられる
ありがとう
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