top of page
執筆者の写真Mayumi Saito

いつかの海女の写真集と



  

        

  いつだろう、、




 漁師であった彼女のお父様は海で

亡くなった



 漁師であった私の祖父は海で

片足を失くした




大きなお魚が釣れたら


外の大きなまな板でお刺身にする



磯場でブルマのみを身につけて


貝や海藻をとり仕分けをする



冷たく


熱い



海の仕事




重なる生いたちは 何かを通わせた




歯の根も合わないほどの冷たさも


積み重ねたことが一瞬で消えることも

知っている



けれど



歯の根が合うほどの悦びも


想いや愛は何より変わらなく強いことも

知っている




そして


いま 私達は生きている






あたたかい





どこが

だれが

なにが



ではなく



どこで

だれと

なにを



それはいつも本気で


教わった身体に染み込んでいる流れを


大きくみて

感じとる


これからだって、変わっていく



つながって



つづいて







女性の美


男性の美




軸は時空を超えて



形を超えたからこそ



見える景色









私達は

希望で信頼で

いつもこの瞬間にいて

笑っていられる





ありがとう












閲覧数:38回0件のコメント

最新記事

すべて表示

箱を開けるまえから大好きな香り🐽

島根の親戚から 箱いっぱいの西条柿 茨城の叔父と叔母からは 箱いっぱいの林檎 🍎🍏 紅玉 あいかの香り シナノスイート ぐんまの名月 、、、 子どものころ 咲いては散っていく 花びら 一枚一枚 葉 っぱ 一枚一枚 池に落ちて ずっと 眺めてられた 一瞬でも 水に落ちて...

決められないとき

経験のなかで感じること こうならないから、こうしよう とか こうならないから、やめようかな とか 本当はこうなりたいけど とか 決められないとき そういうの全てに 降参しよう そして 時間をおこう よく晴れたお昼 好奇心がたくさん詰まった公園で 秋の風がこんなに気持ちいい...

Comments


bottom of page